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予算特別委員会(9)

今日は午前中、市立中学校の卒業式が行われたため、午後からの予算審議になりました。

今日は消防・上下水道関係質疑が行われました。

私は去る2月26日に安佐南区・東野ポンプ所で起きた浸水事故について質問しました。

これは東野地区のうち多方面から流れてきた雨水を太田川に放流するための施設ですが委託業者がうっかりミスを犯し、本来、常時開いておくべき水門を閉じていたために満水となり近隣の民家、畑、道路を冠水させ1軒が床上浸水、1軒が床下浸水させる被害を発生させたものです。

開いておくべき水門を閉じていたことは委託業者の重大な過失で事故を発生させたと認識しなければなりません。しかしながら当局はこれを重大な損害を与えた場合ではないとし、契約担当局の財政局だけで処分を決めたそうです。

簡単な事故報告で内容も不明確なままペーパー1枚で担当所管局長不在で決まると言うのは組織のあり方としてどうなのか疑問を抱きます。

また、近隣住民の声として①水門が閉まっているときを知らせるための回転灯もしくはブザーの設置 ②緊急連絡先の電話番号(PHS)が使用不可の番号のままなので替えてほしい ③緊急連絡先の表示板の字が小さいので大きくしてほしいなど安佐南区・下水道課にお願いしたが改善されていなかったそうです。

もしこれが本当ならば委託元の広島市にも過失があったことになり、一方的に処分されるのはおかしいことになると思います。

そもそも保守管理業務を行う際、その契約書、仕様書に複数人によるチェックを義務付けていたかと言えばそのような内容になっていなかったことも広島市の過失になると思います。

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