motani.jp

MENU

若草町再開発事業

40億円の無利子融資をした広島駅北口の若草町地区再開発事業の中心となっている大和システム株式会社は本年3月に実質倒産しています。

決算発表も6月まで再延期し、現在はADRを申請し(6月1日)企業再生支援機構の下で事業再生を図ることになっていますが、経営状態は非常に危険で危機的状態にあることに変わりはありません。

こうした状況が予測されていたため私は今年の予算特別委員会の審議では40億円の無利子融資がどんなに無謀なことか訴えたのですが、議会はこれを議決してしまい大変残念でなりませんでした。

当局や関係者は保留床取得会社「若草シティー合同会社」を設立して無利子融資を受け、ひとまず安堵していることでしょうが、市民のリスクが回避されたわけではありません。これからますます危なくなります。

さらに今度は商業テナント業務などの経営戦略を立てる投資委員会をつくると発表しました。

構成は大和システム、三井住友銀行、広島銀行、民間都市開発推進機構で構成し、現時点で広島市は委員会から経営状況の把握や協議を進めることになっていますが、皆さんこれは怪しいとは思いませんか?

この委員会はそのうち会社組織になって広島市も出資のうえ参画しなければならなくなるような気がします。必ず引き込まれると思いますが・・・

もしそうなればこれはもう泥沼です。第2のシャレオになることは間違いありません。市はバレナイように徐々に徐々に事を進めています。

大変だ、大変だ。これは大変だ!!

ページトップへページトップへ