17日午後7時から石内福祉センターで石内地区の都市計画(主に石内バイパス沿道)に関する市の出前講座を実施する予定になっていました。
手続きにも何ら問題はなく市から開催通知も出され40数名が参加予定になっていました。
ところが前日の5時半頃になって「明日の出前講座は出来ない」という連絡が都市整備局から入りました。
その理由が聞きたいので事務所に来てもらうことになりましたが、その話を参加予定代表者4人と一緒に聞いてビックリです。
当局の説明、地権者などの話を総合的に判断すると藤田議長の横槍で圧力をかけられ、中止に追い込まれたというものです。
出前講座は市民の皆さんがテーマについての説明を受けたり、疑問点について質問するなど市政に関する理解を深めるためにある制度です。
議長自らが市民のための制度を踏みにじり、善良な市民の熱意を阻害するようなことがあっては本末転倒というものです。
自分が気に入らないからといって権力者の一声で職員を威圧し、職務の遂行を止めてしまう事は職権の乱用以外の何者でもなく、これはいわゆるパワーハラスメントです。
このような歪んだ議会運営や正常な市政の進行を妨げることは絶対にあってはならないことです。
当日集まった参加者の皆さんからは当然の如く、「何故出来ないのか」という点について当局に説明(局長、次長、都市計画課長、専門員、担当者2名)を求めましたが、納得のいく答えはなく怒りと失望に満ちて2時間余りの後、散会しました。
議会の権力者が市行政に対し直接指示をしてやめさせるような行為を平然と行なうようでは暴力団の介入を認めることと何ら変わりはありません。
広島市の未来に今暗雲が立ち込めています。