参院選後初めての臨時国会が召集され55人の新人議員が登院しました。
今日は会期の決定や正副議長などの人事を決め、参院議長に民主党・西岡武夫氏、副議長に自民党・尾辻秀久氏を決めました。
改選第1党となった自民党が議長ポストを獲得できなかったのは残念に思いますが、自民党としては比較第1党から議長を選出するのが憲政の常道としての見識を示しています。
自民党は議会運営委員長や常任委員長ポストの多くを獲得しました。ネジレ国会の中で参院が主導権を握った国会になることが予測されています。
この臨時国会では菅政権になって初めての予算委員会が開かれ、強引な国会運営をした先の通常国会とはひと味もふた味も違った国会になるのではないでしょうか。
これから野党の追及は激しさを増すことになりますが、新たに自民党・参院会長選挙出馬に意欲を燃やす谷川秀善氏は「早期の衆院解散に追い込んでいく」と語りました。