一口に道州制、地方分権といってもなかなかひとすじなわではいかないようです。
昨日まで北海道庁、神奈川県庁を訪ねましたが、どちらも思うようには進んでいない実態が浮き彫りでした。
特に北海道庁では国の大きな壁に阻まれていることがわかりました。道州制そのものがどのような区割りになろうとも北海道の場合は単独での導入ですが、国(特に北海道開発庁)に依存した財政や投資はどうしようもなく大きな壁になっています。
また、神奈川県では区割りの問題に加えて政令都市を3市(川崎、横浜、相模原)抱えていることで、これを抜きにした構想は成り立たないというのが本音のようです。政令市の市長会は道州制が導入されても大都市として特別市となるよう国に働きかけていることもあり矛盾した進み方とも言えそうです。
今日は最後の訪問地、神戸市に移動して同様の調査を行い夕刻帰広の予定です。
今日もそうですが、今週は日本中で1、2番を争うような暑さが広島で発生しています。猛暑日が続く中で健康管理にはお互い気をつけてがんばりましょう。