五輪基本計画(案)が当初予定を遅れながらも出来上がったようです。
一昨日の各派幹事長会議の場でこの基本計画について「全員協議会の場で市当局の説明を求めたい」との意見をを市民連合・太田憲二幹事長が申し出て議長がこれを請合いました。
今日の各派幹事長会議ではこの申し出を受けた議長が9月28日に当局の説明を行い、10月8日に質疑を行うという日程案を示しました。
これはどう見ても市長の意向を受けた議長がこうした場をセットするために市民連合・太田幹事長に言わせたというのが大方の見方です。議会内でも異論・反対の多いオリンピックだけに外部向け(他都市の応援団や市民)に議会と一緒になってこの問題を検討しているというアピールを示す必要があるからです。
市長にとって説明と質疑という一定の既成事実は「やった」という実績が必要なのであり、実際は馬耳東風で受け流し、すっ呆けようとの意図が見え見えです。
質疑で下手に質問、提言でもしようものなら相手の仕掛けた罠にみすみす嵌るようなもので議会と一緒に作った案だという言質を与えることになります。
皆さん、よくよくご用心を。
あっ、それから、先月、特別委員会の出張で神戸市を訪問したとき、関西4都市連合(京都、大阪、神戸、堺)の市長がサインしている”ヒロシマオリンピック”の応援に関しては広島市が手を挙げた、立候補しているという前提で連署されていました。
「外向きにはそのような捉え方になっているのかもしれませんが、広島市は立候補するかどうかを検討している段階です」と敢えて言っておきました。
ちょっとニュアンスの違う話になっているのが気になりました。