今日は全員協議会による五輪招致検討計画に対する質疑が行われました。
様々な角度からの質問が相次ぎ、市民連合、市民市政を除く会派は実現に疑問を感じ不可能との立場が色濃く反映された論調となっていたように感じました。
時間制限の無い設定でしたので各会派から11人がエントリーし、質疑総時間数は10時間50分にもおよぶ質疑が予定されました。
市長の招致検討表明から丁度1年、正式立候補するかどうかの結論を出すタイムリミットまであと3ヶ月を切ったこのタイミングでこのような場がもたれたこと自体に無理があると思います。
本気でやるなら市民、議会が盛り上がっていなければなりませんが、現状は正反対だと思います。
今日の設定では議論を尽くすにも時間が無さ過ぎると言うのが正直な気持ちですが、議会に説明と質疑の時間を与えたという事実が目当てとしか思えませんね。
担当者は議員の質問に的確に答えられない場面が何度もあり、市長が口で言うほど本気度は感じられない1日で開催計画の杜撰さは否めないと思います。
このようにたくさんの質疑時間を必要とする議員がいることに対し、議長は「質問時間を短く調整してくれ」と頼んだようですが、議会のあるべき姿からは本末転倒としか言いようがありません。
本来なら質疑日数を増やすなど正当な議会運営を考えるなら最低限の努力はすべきだと思いますが、今日1日で終わらせてしまいました。
オリンピック問題でこんなにムードがしらけているのに、また、不正経理が発覚していてもアルゼンチンへ出張に出かけるんですよね市長は。
出張内容は現地の市長との対談、会合でのスピーチなどそれほど重要な内容とは思えませんが、どうもこちらのほうが重要とみえます。
こんな広島でいいのか本当に虚しくなってきます。僕だけですかこんな気持ち?