定例会が終わって僅か2日後の今日、中国新聞の1面は「西飛行場 市営存続へ」という見出しが踊っていました。
定例会中の一般質問、建設委員会などで議員が質問しても『現在、最終調整の段階』を繰り返し、明確な答弁をしてこなかった市長は定例会閉会を待っていたかのように方針を決定(昨日、企画調整幹部会が開かれた)し、地元紙に情報提供しました。
これは議会軽視も甚だしい対応ですが、羽田発着枠、就航事業者が確定しない中での決定は単に議会からの厳しい質問攻撃を避けるためにとった市長の作戦としか言いようがありません。
また、西飛行場存続、東京便就航についてはこれまで経済界から強い要望があり、市長選挙を控えている秋葉市長にとっては経済界(商工会議所)への点数稼ぎで一定の票を確保したいという思いが丸見えです。「あり方検討委員会」でも存続を提言する結論を出させています。
これは判断を先送りした五輪招致問題同様、選挙用のパフォーマンスであり、4月の選挙が終れば西飛行場問題も態度を一変させるのは見え見えのような気がしますけど・・・