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トリプル選挙

昨日は名古屋市長選挙、愛知県知事選挙、名古屋市議会解散の賛否を問う住民投票が行われました。

市長選挙、知事選挙とも民主、自民の推薦する候補が破れ、住民投票は圧倒的な「賛成多数」で議会は即日解散されました。政令市でのリコール成立は初めてです。今後は40日以内に市議会議員選挙が行われますが、3月13日投開票が有力となっています。

大阪の橋下知事は「有権者が既成政党に嫌気がさしたことに尽きる」と述べ、名古屋市議会議長は「民意によって選ばれた者が民意によってバッジをはずさなければならないのは無念だ」と述べました。

今回の投票は今後の二元代表制のあり方を考えさせる大きな転換点になったのではないでしょうか。

これまで名古屋は横浜、大阪の間で3大都市の中にあってこれまであらゆる面で競争意識を前面に出してきました。この結果は時代の曲がり角で制度疲労を起こしている政治のあり方そのものが問われています。

この選挙もそうですが、出直し市議選の結果は統一地方選挙の直前ということから全国の地方選挙に影響を及ぼすことは間違いないと思います。また、衆議院の解散総選挙が近いと囁かれますが、止めは国政選挙にも大きな影響を与えるでしょう。

今年は選挙一色の年になりそうですが、激しい変化が起こりそうです。

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