今日は常任委員会でした。
その中で広島市が計画している一つの事業が説明されました。
それは”広島市スポーツ振興計画案”なるものでサブタイトルが付いています。 ~新しい「スポーツ王国広島」を目指して~ と。
何もかも一緒にした総花的な考え方で目指すところがよく分かりませんでした。
一口にスポーツと言っても学校で行うクラブ活動などはスポーツ教育だし、トップアスリートが行うスポーツもある中で各層の年齢、技術レベル、目的が違うものを一体化して進めようというのはどう考えても無理があると思います。また、プロもアマチュアも生涯スポーツも一体的にというのはどう考えてもおかしいと思います。
市民局が提案する事業としてスポーツを「健康増進」に位置づけたものであれば分かりやすいのではないでしょうか。
僕のイメージする「スポーツ王国広島」の概念は全国大会で優勝するとか五輪や世界大会で優勝したり、メダルを取るような選手、チームを数多く輩出し、多くの市民が憧れたり、誇りに思える状態のことです。また、カープやサンフレッチェが優勝することやるWBCやWCで広島の選手が活躍することをイメージしています。
したがって市民全員がスポーツに親しむことは大いに結構なことではありますが、この計画案の思想は方向性が全く間違っていると思います。