本日、松井市長が被爆者と面会したとき、「被爆者援護について感謝の気持ちをもって」という趣旨の発言をしたそうです。
よく言ったと思います。僕も全く同感です。常々このように思っていました。
広島の被爆者全てがそうだというわけではないですが、これまで被爆者団体の長の言動は権利主張主義を地でいくことに違和感を覚えていました。
また、ある長は「国家補償を求めているのであり、感謝の気持ちを市長から言われる筋合いではない」というコメントを出したそうですが、発言は言語道断です。
広島の平和に対する考え方の歪みはこうしたことが根底にあることが原因のひとつかもしれません。
比較される長崎と広島を象徴する言葉があります。
「祈りの長崎、怨みの広島」と。
どちらが人の心を打つでしょうか。どちらの平和が共感を呼ぶでしょうか。