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嬉・喜

昨日、平和記念公園の一角(平和公園東南角、平和大橋西詰め)でマルセル・ジュノー博士の没後50年の節目に当たるセレモニーが、行なわれたようです。

広島市が主体的にこの行事に参加して顕彰するのは初めてです。しかも、スイスから博士の長男ブノワさんと孫のマクシミリアン君を招いて感謝状を贈ったそうですね。

人道的見地から広島市民の治療に当たったジュノー博士の行為は本来の来日目的とは任務が異なっていましたが、自らの保身に捉われることなく、連合軍・マッカーサー将軍と掛け合って大量の医薬品を調達しました。

同時に自らも治療に当たり、8月9日から4ヶ月余り滞在した日本で我々広島の人間にとって限りない恩人であると思っています。

かつて予算特別委員会だったか記憶がハッキリしない部分もありますが、「ジュノー博士の人道的行為を大恩人として、広島市は大いに感謝し、後世の後々までも顕彰する必要があるのではないか」と当局に質した記憶があります。また、「名誉市民とする必要性」についても訴えました。

現在、「生存者が前提という理由」で実現していませんが、このことを見過ごしてきた広島市に恥部があるとすれば、今からでも遅くは無いと思います。私は改正してでもやるべきだと思い続けてきました。

でも節目の年にこうした行事に松井市長が広島市長として初めて出席したことの意義はとても大きいと思います。

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