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本会議Ⅲ

松井市長の施政方針に関する質疑ならびに一般質問の最終日です。

その中で広島市の示すスポーツ振興計画(新たなスポーツ王国広島を目指して)について質問がありました。

質問自体はトップス広島などを活用したスポーツ振興をどのように考えているのかと言う純粋な趣旨のように受け止めましたが、この「新たなスポーツ王国広島を目指して」という計画を推進すれば、広島の競技力はすべての協議分野において衰退することは間違いありません。

なぜなら、この計画の内容を一言で言うなら、同好会レベルの競技人口に重きを置いており、アスリートを育て上げるという環境や技術を整備するものではないからです。

競技人口の底辺拡大は重要ですが、ポイントが思いっきり外れた内容となっています。

スポーツ音痴の前市長が考えたこの計画は、本来、アマチュアからプロまでが三角形になるはずのイメージが長方形になるという思想的に偏向した内容となっています。

議会にはスポーツに理解を示す議員はたくさんおられますが、このような計画を絶対に進めることのないようにしなければなりません。

このようなスポーツ体系を「新たなスポーツ王国広島」と呼ぶことなど、とんでもないことです。

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