国家の威信をかけた大プロジェクトが早くも破綻しました。
「独自に技術革新を進めた。中国の技術の多くは、日本の新幹線よりも上だ。」と言い切った中国は世界にその恥をさらし、その急速な拡大路線に信頼性がないことを裏付けました。
日本やドイツ、フランスの技術を取り入れて、中国の独自開発だと言い張ってきたメンツは丸つぶれで、やっぱりいいとこ取りのパクリしかないことを証明したことになりました。
この「中国版新幹線」を作った人が「私は絶対に乗らない」と言っていたそうですから、賄賂が横行していることとその分手抜き工事をしたことを裏付けるかのような発言が注目されます。一体中国という国はどうなっているのか、全く訳の分からない国です。
日本を意識した発言は何かにつけて「日本を抜いたとか」、「日本より上だ」などという思い上がりと慢心は大きな犠牲を払うことになりました。
質の伴わない外見や見えだけで勝負しようなんて、先進国ならありえない考え方ですが、中国という国は違うようです。
いずれにしても今回の大事故で信用の無さは決定的になり、中国国民からも見放されそうな体制っていつまで続くのでしょうかね。
近々、国家主席が習近平に変るから、それで目先を変えようなんて姑息なことは考えずに、本物の先進国となるための真摯な努力と積み重ねが必要です。