今通常国会最大の重要案件である特例公債法案が衆院・財務・金融委員会で民主、自民、公明などの賛成多数で可決しました。
近く衆院を通過し、参院でも今週末をメドに成立する見通しとなりました。
国民にとって重要な法案が成立することで与野党協力が実現しそうですが、同時に菅首相退陣の足音が大きくなり、政局は大きく動く気配が増してきました。
現時点で時期尚早ではあっても民主党代表選に向けた水面下の動きは活発になってきそうです。
会期末3週間前になって、一旦は、そろそろソフトランディングに落ち着こうとしています。
しかし、円高、株価下落など金融情勢と経済情勢は前途多難な状況に陥りそうで、今後、日銀の単独為替介入があっても焼け石に水という別の難題も重なって日本は大変な国難に晒されています。