決算特別委員会の分野別審査を行う分科会が、今日で終了しました。
今日は第1分科会(総務関係)へ出席しました。
その中で入札に関する質問があり、低入札に関する問題を取り上げた共産党(委員外質問)が、10%、20%台での落札に異議を唱えていました。
このような落札状況を、「ウルトラ低入札」と呼んでいるそうですが、ゴミの収集、運搬業務で調査基準価格を遥かに超える、こうした契約は確かにおかしいと思います。契約のあり方として土木工事契約同様、行政当局の入札制度を考える必要がありそうです。
しかしながら、こうした状況になった大きな要因は、かつて共産党が主張してきたことと相反するものです。
秋葉市政下において談合問題が俎上にあがったとき、「高落札率は、談合の疑いが強い」として最低制限価格等の歯止めを外し、「経費節減を謳い文句」に現状の制度になったのは共産党の主張にほかならないではありませんか。
以来、今日まで泥沼の低入札状態が続き、「安かろう、悪かろう」では品質の担保もおぼつかないのが現状です。
市長も代わり、こうした主張の変節は、いかがなものですかね。立場変われば主張も変わる。「女心と秋の空」とはこのことかな。