今年3月の東日本大震災以降、福島の第1原子力発電所の損壊で放射能漏れが大々的に報道されてきました。
その中で、放射線量の単位について全く分からず、どの程度危険なのか理解できずにいました。
そこで、とうとう調べてみました。
まず、使われる単位でよく耳にするのは「シーベルト」と言う言葉です。
「シーベルト」の1000分の1が「ミリシーベルト」
「ミリシーベルト」の1000分の1が「マイクロシーベルト」だということが分かりました。(チョット遅いかもね)
したがって、1マイクロシーベルトは1シーベルトの100万分の1ということになります。
また、報道では1時間当たりというのが省略されていることが多いようですが、正式にはシーベルト/毎時(Sv/h)が正しいようです。このことから毎秒とか毎年という表現もあるそうです。
あっ、それから、人間は地球上のどこにいても常に放射線を浴びているそうです。世界で平均すると人体は年間、約2.4ミリシーベルトの自然放射線に常に晒されているそうです。(1シーベルトの1000分の1×2.4)
今年、3月15日に発表された福島第1原発3号機付近の「400ミリシーベルト/毎時」という数字について次の記述がありました。
何の防護も無く1時間過ごした場合、2シーベルト/毎時(2000ミリシーベルト)で、20人に1人の割合(5%)が致死線量だそうなので、福島の場合は、その確率の5分の1ということになります。
通常、50%致死線量が4シーベルト/毎時(4000ミリシーベルト)、100%致死線量が7シーベルト/毎時(7000ミリシーベルト)だそうです。
普通に生活していて、1年間に吸収する放射線量の約1000倍の放射線量を1時間で吸収すると20人に1人が亡くなる確率だということです。
また、200ミリシーベルト/毎時以下の被曝では急性の臨床的症状(急性放射能症)は認められないとされています。
テレビや新聞で放射能洩れや被曝による健康被害を大々的に報道するものですから私達は知らず知らずのうちに洗脳されているのかも知れませんね。