motani.jp

MENU

無人島

日本の排他的経済水域(EEZ)の基点となる無人島は全部で99島あるそうです。

ところが、その基点でありながら49島には正式名称がなく国土地理院や海上保安庁が作成している地図・海図にも記載されていないのだそうです。

これは驚きました。

その49島のうち10島は、自治体や漁協への調査で呼称があると確認され、政府は、その呼称を正式名称に認め、昨年5月地図・海図に記載したそうです。その10島は以下のとおりです。

北海道:ゴロタ離れ島、トド打ちの島、ジャブジャブソリ
岩手県:仲島
宮城県:かもめ島
高知県:カジヤ碆(ばえ)
島根県:十島、
長崎県:岩瀬中岩、ヒバン瀬、ジロウ殿瀬(どんせ)

尖閣諸島や小笠原諸島などにある残り39島については、現地でも呼称が無く確認できなかったため、政府は所属する1都15市町村に対して命名方針を通知し、公募で今年度中に名称決定をすることにしたそうです。

これらの島は立派な日本の領土であり、EEZの基点にもなっているのにこれまで放置されていました。

昨今の中国漁船による完全なる領海侵犯に対抗するためには絶対必要なことだと思います。

常々、日本の領土は東西南北、どこからどこまでか分からなくて知りたいと関心を持っていましたが、これでは一体どうなっているのかよく分かりませんね。

ページトップへページトップへ