2月14日から始まった今定例会は、今日、平成23年度分の補正予算の内、一般会計87億2千3万円(減額補正64億6763万円含む)、特別会計57億1585万円(減額補正6億9千668万円含む)が可決され、実質で72億7千150万円余りの補正予算が成立しました。
中でも広島へリポート整備事業負担金(設計に要する費用)495万円について議論が交わされ、県・市2分の1という負担割合に問題があるという点で、この予算を削除する修正案が提案されました。
修正案の趣旨説明、討論を経た後、採決が行われ修正案は否決されました。
今後における県・市の信頼関係構築は今始まったばかりですが、二重行政の解消や信頼関係構築の姿勢を表したものと言えそうです。
これを可決すれば、今後において県・市の相互事業はすべて2分の1負担になるとの反対意見や懸念は、県と信頼関係の無かった前市政とは土俵も違うし行き先も違うと言うのが実感です。
今後とも事業の協議は慎重に行われるべきですが、面とか人口とか税負担とか権限の有無など考え方は色々あると思いますが、議員の多くは県・市協調路線のスタートを歓迎しているものと感じています。