韓国総選挙は11日投開票され、当初劣勢が伝えられていた与党(セヌリ党)が、改選前から10議席減らしましたが、過半数をかろうじて維持しました。
当初は、各種世論調査で野党勢力結集が叫ばれ、民主統合党と統合進歩党で過半数確保が予想されていました。
季 明博大統領の経済政策に不満を持つ勢力を、有力大統領候補の朴選対委員長の指導力で抑え、旧ハンナラ党から名称を変更した与党が、12月の大統領選挙を控え辛勝した格好です。
議席は、小選挙区246、比例代表54の定数300ですが、与党セヌリ党は小選挙区127、比例代表25の合計152議席を確保しましたが、一方、野党の民主統合党は127議席、統合進歩党は13議席にとどまり敗北しました。