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減少

環境省は、東日本大震災で発生した岩手、宮城両県の災害廃棄物の推計量を下方修正しました。

総量は、5月7日現在の推計値より370万トン少ない1680万トンとし、両県以外で広域処理が必要な量は、401万トンから247万トンに減少しました。すべて可燃物です。

内訳は、岩手県120万トン、宮城県127万トンです。

このうち、受け入れが決まっているのは、岩手県30万トン、宮城県13万トンですべて可燃物です。

先日、東京において、環境省・廃棄物対策課長に広域処理の講習を受けたときに、数値が下がるかもしれないといわれていましたが、そのとおりの数字になりました。

宮城県では、被災家屋の修繕が進み、解体棟数が大幅に減少したことやガレキの海への流出が想定以上で、420万トン減の1150万トンになりました。

一方、岩手県は、津波で運ばれた土砂が推計以上に多く50万トンの増加となり、530万トンという結果になりました。

広い埋め立て場所が必要な不燃物の処分は、これまでに7万4千トンしか進んでいません。

また、受け入れを表明した北九州市で廃棄物が到着した今日、一部市民の反対で押し問答となり、搬入に手こずったようです。

美辞麗句を並べ、総論賛成、各論反対で広域処理が進まない状況ですが、何とかならないもんですかねぇ。

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