昨日、厚生労働省は、原爆による「黒い雨」の援護対象指定地域の見直しを求めた広島市などの要望を見送る方針を表明しました。
東日本大震災で発生した瓦礫処理を国が求めても我関せずの広島市。みんなで助け合いだとか絆だとか口先だけの美辞麗句が空々しい中でこの要望は如何なものか。
自分達の権利主張だけが大事だとの言動は、首をかしげたくなります。
市長が、厚生労働省出身だからと言って、これを利用し、悪乗りしている団体の思惑が透けて見えるようです。
市長側近もこのことの不均衡をよく見極めて、広島市が間違った方向へ行かないように提言すべきです。
私は、このことが「平和記念都市を建設する不断の努力」だとは思いません。
今の状況は、ただ単に、圧力団体に手を貸している風にしか見えないのですが・・・