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感動の五輪

17日間にわたったロンドンオリンピックが閉幕しました。

競技最終日にはボクシング男子ミドル級で村田諒太選手が48年ぶりの金メダルを獲得しました。

村田選手は東洋大学卒業後、現在は大学職員です。今大会には東洋大学出身が3人出場していました。

また、レスリング男子のフリースタイル66キロ級では米満達弘選手が24年ぶりの金メダルを獲得しました。

金メダルは最後に2つを加え7個、銀メダル14個、銅メダル17個の合計38個のメダルを獲得し、過去最高のアテネ五輪37個を更新しました。

選手みんな頑張ったには違いありませんが、総体的に、男子か女子かと言うと女子、個人か団体かと言うと団体が頑張った大会のような印象を受けます。

決勝で惜しくも敗れたなでしこジャパン、苦節10年、妹と協会の間で苦しんだ48kg級女子レスリングの小原日登美選手の金は見る者の胸を熱くせずにはいられませんでした。

「康介さんを手ぶらで帰らせるわけにはいかないぞ」と言った松田選手の言葉は、競技者としてだけではなく北島選手に対する尊敬の大きさが伝わる名言でした。

そして、27人がリレーを繋いでいるといった男子400mメドレーリレー銀の競泳(入江選手)、残り2秒から同点、延長を制した男子フェンシング・フルーレ銀〈太田選手)やアーチェリー女子団体銅、卓球女子団体銅、バドミントン女子ダブルス銀などチーム力を重視した団結力は素晴らしい力を発揮しました。

男子体操団体は銀、柔道海老沼選手は銅を獲得しましたが、審判の判定で逆転するなどメダル獲得はなったものの後味が悪い一幕もありました。

男子サッカーの試合後、韓国選手が政治活動宣伝と思われるプラカードを持って走り回ったのはいただけませんでした。

それにしても僕自身、東京五輪〈当時10歳)以来、こんなに熱くなった五輪は初めてです。

日の丸を背負って戦い続けた選手たちの姿は、日本中の人々に大きな力を与え、眠っていた誇りを呼び起こしたに違いないと信じたいですね。

熱くなった17日間、よく泣いたなぁ、涙が無くなっちゃったよ。

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