衆院が、16日解散し、12月4日公示、16日投開票という流れが決まりました。
昨日の自民党・安倍総裁との党首討論で野田首相が電撃解散を明らかにしたものです。
誰もが中途半端な気持ちで解散時期を想定できにくい状況でしたが、本命視されていた16日解散が現実となりました。
自公による「近いうち解散」の環境整備がほぼ整い、太陽支援策が功を奏したと言えるでしょう。
特例公債法案、社会保障制度改革国民会議について合意し、選挙制度改革のうち1票の格差解消となる「0増5減」を優先させ、定数削減は、来年の通常国会で実現を図ることで自民党内も了承したようです。
しかし、昨日の党首討論は迫力がありましたね。まさに緊張感ありありのガチンコ対決で胸が震えました。
この党首討論は歴史に残る一幕となることに間違い無いと思います。
内容もさることながら、公に解散時期を明示し、選挙制度改革(定数削減)への取り組みの協力が得られるならという取引とも約束とも取れる手法を使い、これに安倍総裁が応える形で党首討論終了後、自民党内の意思決定を図って解散を確定させました。
野田さんって凄いなぁ。これで民主党離党者はある程度避けられないと思いますが、最小限に食い止めることが出来るかもしれません。若干の内閣支持率も上がるかもしれません。
やり残したことがありますから次の選挙は、立候補するでしょうけど、責任感の強さから次の次は引退するかもしれませんね。
今回の総選挙は、これまで以上に次代の日本をカジ取りする重要な選挙になることは必至で、その選挙結果は政界再編のスタートになるとも言えますね。