また、新党が出来ました。
滋賀県の嘉田由紀子知事は、「日本未来の党」を結成しました。
今日午後、総務省に届出をするようです。
脱原発ならぬ”卒原発”を掲げ新党との合流を進め、来月4日公示の衆院選に統一候補者をたてるようです。
候補者は、維新の会の選考に洩れた人たちが多く含まれているとの情報もあります。嘉田知事の横で新党設立を発表したのは、今年の山口県知事選に脱原発を掲げて立候補『落選)した飯田哲也氏ではありませんか。
国民の生活が第一、減税日本・反TPP、脱原発を実現する党、みどりの風が合流する予定で左翼色の強い新新党が出来ることになりました。
どこかで聞いたことのあるような言葉の響きです。
嘉田知事の新党設立には、小沢一郎氏が深く関わっていると見られ生き残りをかけた選挙互助会との見方が大勢です。
この小沢という人、かつては自民党で若くして幹事長に就き、将来の総理候補だったはずですが、民主党で輿石 東氏と手を組んでから今回の合流も含め左翼勢力との結びつきが鮮明になってきました。
脱原発、卒原発だけで勢力を作っても、その他の政策は殆んど未調整ですよね。これじゃぁ、選挙である程度、議席を得ても後々空中分解するのは見えています。
そんな党が国民の信任を得られるんでしょうかね?
次期衆院選だけに的を絞り、脱原発の旗印を建てた救命ボート(中国新聞)にすがって生き残ろうとするだけのような気がしますけど・・・
いずれにしても、今回の選挙、その後の任期、その次の選挙など離合集散を繰り返し、10年くらいかけて落ち着いた政党、政権が出来上がる政界再編のスタートが始まる様な気がします。
その意味で、今回の選挙は争点が多すぎて絞りきれない不透明な選挙になるかもしれません。
確実なのは、「政界再編選挙」ということだけかも・・・