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終 結

平成23年3月、4回目の選挙直前、私の市政報告「薫風」に記載した不正経理問題について藤田博之氏から突如として名誉毀損(3300万円)の訴えが提起されました。

同年夏には私も同様に市政報告「薫風」を怪文書とした藤田氏を名誉毀損で提訴し、後に合同審理ということになりました。

以後、口頭陳述や審理が重ねられ2年近く経った先月1月22日に判決が言い渡されました。

これに先立ち昨年秋には、担当裁判官から双方に対し、和解案が示されました。

内容は、「お互いに謝罪し合うということでどうか」ということを弁護士を通じて知りましたが、「僕はいいけど、先方はどうなんですか?」と尋ねたところ、その時点では、「藤田氏の態度はまだ分からない」というものでした。

後日、藤田氏は、「金が取れないようなものは受け入れられん」と言ったことを相手弁護士が当方の弁護士に伝え、それを聞きました。どうしても「勝った」と言える状況にならなければ納得できなかったのでしょう。

その結果、和解案は不成立となり、判決を待つことになりました。

判決は、当初、1月15日に予定されていましたが、何故か1週間前になって突然1月22日に延期する通知が届きました。

判決は、常識的に見て和解案に沿った内容になるものと思っていましたが、あにはからんや「25万円とその金利2万4006円を支払え」という驚く内容になっていました。

内容は、提訴の本質をすり替えたばかりでなく、全くの不公平、不平等裁判の結果と言うほかありません。したがって僕の立場ならどなたが見ても100%控訴という気持ちになったと思います。

控訴期限は2月5日までということでした。この日は私自身、特別委員会の出張の中日という日でもありました。

①突如として判決言い渡しの日が変わったこと ②和解案には金額などは一切無かったこと ③当方の主張も認めながら何故このような判決になるのかなど突然、不可解な状況が発生しました。何が起こったのかと勘繰りたくなるような気持ちにもなりそうでした。

この結果に、中には徹底的に戦えという人も何人かおられたのですが、結局、これはどちらかが納得すればどちらかは納得できないというお互い控訴の連続になると思いました。

このままでは無益な争いをつづけることになると判断した私は、ここで不満な内容を受け入れて意図的に終結させる道を選択しました。

自分自身に不名誉な判決結果を残すことは大変辛いものでしたが、今回のことで多くの皆様からいただいた貴重なアドバイスを今後に生かしていきたいと思います。

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