今日、2020年オりンピックの開催都市を決めるための調査団が、4日間の日程で日本に到着しました。
IOC評価委員会のメンバー14人が都内を視察し、その後、皇居へ皇太子殿下を表敬訪問しました。それぞれの会場などでは、女子サッカーの澤 穂希選手、フェンシングの大田雄貴選手などがプレゼンを行っていました。
世界の王室では、多くの場合、元首等が直接招致を訴えることも多いようですが、日本の場合は、「皇室の政治利用」が問題視されることから、「表敬」ということになったらしいです。苦しいですね。
日本側も、政府、経済界、東京都、日本体協などオールジャパンでの取り組み態勢が出来上がっており、準備万端です。
またJOC招致委員会は、安倍総理に最高顧問就任を要請し、既に受諾されており、政府として最高の援助を行うとしています。東京オリンピックのときは当時の岸 信介総理(安倍総理の伯父)が同様に最高顧問に就いて招致に成功しました。
僕は東京オリンピック開催時は10歳で小学校4年生でした。テレビで開会式を見たときは鳥肌が立ったのを覚えています。
最近のアンケート調査では、招致に賛成は、どちらかといえば賛成も含めて83%で過去最高になっています。もちろん、マドリード、イスタンブールを上回っています。
昨年半ばではかなり低迷していましたが、ここへ来て急に支持率が伸びてきました。やはり、昨年秋に行ったメダリストによる銀座のパレードが奏功しているのではないでしょうか。
今回来日している調査委員会が報告書をまとめ、約100人のIOC委員に提示することから今回の調査、来日は極めて重要な意味を持つようです。
最終的には、9月7日にブエノスアイレスで開催されるIOC総会で開催都市が決定されます。
僕も2020年オリンピックを日本で開催することに賛成、応援しています。