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やったぁ~

アルゼンチン・ブエノスアイレスで行われているIOC総会で、2020年五輪の開催地が東京に決まりました。日程は、7月24日から8月9日までが予定されています。

日本は、最終プレゼンテーションのトップで高円宮妃殿下が、津波と福島第一原発の事故に対する世界中の励ましと援助に対してお礼のメッセージを述べられるというセンセーショナルな形で幕を開けました。

佐藤パラリンピアン、太田銀メダリスト、竹田JOC会長、水野招致委員会CEO、猪瀬知事、安倍首相、滝川クリステルアナなど日本は素晴らしい演説を次々に繰り広げました。

日本人がこんなに身振り、手振りを交えたスピーチができるなんてビックリと同時にとっても感動的でした。特に佐藤真海選手の内容は、IOC委員の心を掴んだ素晴らしいものでした。

結果は、1回目で過半数を得ることができなかった(42票)もののイスタンブールとの決選投票では60:36の大差で勝利しました。マドリードは、1回目の投票でイスタンブールとともに26票で同点となり、再投票の結果、落選しました。

前回の失敗を踏まえ、日本はあらゆるシュミレーションを想定して、苦手なロビー活動を入念に繰り返し、当初から優位性を保ってきました。心配の種は放射能の汚染水漏れが終盤になって発生したことです。

安倍首相は、この問題について最終プレゼンで明確に「安全」を言明し、政府のコントロール下にあることをアピールしました。

スペインは、財政問題と列車事故、イスタンブールは国内暴動とシリアをはじめとする中東、アラブの政情不安が大きな課題だったのではないでしょうか。

チーム日本は本当に素晴らしいチームワークと決意で臨みました。決定の瞬間、日本中が歓喜の渦と化し、歓声と涙に包まれました。当初は国民の支持率が47%と低迷していた五輪招致が70%に達し、最終的には92%にまで上りつめました。

開催地決定で、今後日本では7年間の経済成長が続くものと思われます。五輪効果は経済界の試算で3兆円とされ、雇用創出なども期待されています。順調にいけばアベノミクスとの相乗効果で大きな発展を遂げることは間違いないと予測されます。経済の安定、政治の安定に加え、国民が誇りを取り戻し、団結、絆がさらに固くなると信じています。

レスリングは、今回の総会で競技種目に含まれる公算が強そうです。野球・ソフトボールは東京大会で復活ですね。

前回の東京五輪は1964年のことで私は小学校4年生10歳でした。大きな衝撃を受け、日本というものを初めて意識したことを今でもよく覚えています。

2020年の東京五輪はそれから56年ぶりに日本で開催されるということになります。僕は生きていれば66歳という歳になっているはずです。もう一度「世界の真ん中で日本を叫ぶ」という光景を見てみたいと願っています。

そして、東北大震災、原発事故を乗り越えた地域を聖火リレーが走るのを見てみたいですね。

日本の将来に希望の光が輝いています。将来を担う子供たちには、大きな影響と衝撃を受けて育ってほしいですね。日本招致委員会の皆さま、そして裏方で支えたスタッフの皆さま、本当にお疲れさまでした。そして、ありがとうございました。

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