母校東洋大学が今年の第90回箱根駅伝を制しました。
宿敵駒沢や昨年の覇者日体大、復活の兆し著しい早稲田などを振り切り、往路、復路を制して総合優勝を果たしました。
出雲駅伝、大学選手権など苦汁を飲まされていた東洋大学は、坂井俊幸監督を中心に、「その1秒を削り出せ」を合言葉に原点に返って練習してきました。
選手たちも、横の繋がりは自然と出来ているが縦の繋がりと信頼関係をつくりあげるため徹底的にミーティングを重ねたそうです。
10時間52分51秒という11時間を切る歴代2位の記録で優勝を果たしました。特に復路の5時間25分38秒は歴代の新記録となりました。
走りに加えて東洋大学が立派だったと思うのは、給水の時、監督やコーチが水の入ったペットボトルをランナーに渡していますが、飲み終わると他校の選手は路上に投げ捨て、監督、コーチがそれを拾うのですが、母校の選手は、投げ捨てることなく丁寧に手渡しで返していました。
こうした光景は学生競技としてとても誇らしく感じました。
来年の連覇に向けて、さぁ明日からまた練習です。