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期待はずれ

全く盛り上がらない東京都知事選も終わって舛添要一氏の当選が決まりました。

政策的なバランスや政治家としての安定感が好感されたのか、開票直後の9日午後8時2分には当選確実が出てしまいました。

「原発即ゼロ」を訴えた細川護熙氏らは遠く及ばず、地方選挙で連敗していた自民党は、首都決戦で勝利し面目を保ちました。

 田母神俊雄氏は46.14%と投票率が低かったにもかかわらず、61万票余りを集めて善戦しました。

景気、雇用、福祉、防災などすべての政策面において課題は山積みですが、アベノミクスに乗って強固な経済基盤の上に東京五輪・パラリンピックに向けて突き進むことになりそうです。

また、7日から始まった冬季五輪・ソチ大会では、下馬評通りの活躍ができず、日本勢が苦戦しています。

好調が伝えられていた各種競技で軒並み惨敗を喫し、今日現在でのメダルはスノーボード・ハーフパイプで15歳と18歳少年の銀と銅に留まっています。

いつものことながら、事前のマスコミ報道が本番の活躍を期待させるかのような過剰評価によって期待感を膨らませたことに原因があると思います。

直前のワールドカップや「世界」と冠のつく大会で有望選手は、本番での各国陣営や代表選手の作戦や出方を窺って技や実力を抑え気味(出場しない人もいる)にしていますが、日本人選手を持ち上げたり、期待感創出で放映スポンサー等に配慮した偏向報道に国民が惑わされているように思います。

 

競技日程も中盤、後半へと進みますが、なんとか意地の巻き返しを期待したいものです。

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