慢性的な交通渋滞が発生している国道2号線および西広島バイパスの緩和が期待され、念願の広島南道路・広島高速3号線が3月23日開通しました。
前秋葉市長は、国道2号高架延伸より広島南道路・広島高速3号線のほうが渋滞解消が見込める、期待できると述べ、かつて国予算を2年連続で返上した経緯があります。
このたび開通1カ月後の交通量調査(1日分)が発表されました。
しかし、霞庚午線で28%減(65700台→47000台)となったようですが、目指した課題が抜本的に改善されたとは言えない状況となっています。
国道2号線の西広島バイパスでは開通前と開通後でほとんど変化は無く、むしろ高架部分では交通量が増大するという逆転現象が生じています。
屁理屈をつけて国道2号高架延伸から高速3号線整備へ転換しましたが、広島市の東西を貫く国道2号線の渋滞で毎年100億円の経済効果を失っているということをお忘れなく。政策転換も的を得なかったということですかね。
前市長が、選挙対策で方針転換したと言うのは満更デマではないのかも・・・
実際、三菱重工の観音工場、江波工場に通う人たちにとっては通勤が随分と楽になったでしょうからね。
次回は、3~6カ月後の調査結果を発表するようです。