motani.jp

MENU

残すの?

広島大学本部跡地に残る旧理学部1号館(敷地:0.6h)について「保存・活用策」の議論が本格化してきたようです。

先日開かれた市議会の都市機能向上対策特別委員会で何通りかの保存方法とその費用について広島市都市整備局が内容を示しました。

耐震補強や内装改修などにかかる費用は、最高で40億6千万円から最低でも18億5千万円の4パターンです。また、これとは別に建物は取り壊し、外壁や窓などの一部をモニュメントとして象徴保存するという方法もあるとチョイ出ししました。

この土地は、昨年、大学・財務経営センターから無償取得したものですが、建物が被爆建物ということで大学・財務経営センターが、この土地・建物の処分に困って広島市に打診したものと思われます。

打診された広島市は、無償譲渡という甘い蜜と理学部1号館の処遇という問題のはざまで天秤を計って取得に応じたのでしょうが、僕はこの建物を高額な費用をかけて残す必要はないと思います。広島市が能動的、主体的に残さなければならない理由が見当たらないし、また、その価値も見いだせませんね。

広島市には、原爆ドームという象徴的な世界遺産があります。何でもかんでも被爆建物というだけで保存し膨大な費用をかけることに反対です。費用対効果は限りなく0に近いと予想します。

この問題の処理を委ねられて取得したという意味合いが強いのなら広島市が最終判断しなければならないのは当然ですが、賢明な結論を示すよう期待しています。

ページトップへページトップへ