今年は春から各地で局所的豪雨が続き大変なことだと感じていましたが、とうとう広島にもその悲惨な災害が発生しました。
昨晩から降り続いた豪雨は雷を伴った凄まじいものでした。当然、大雨・洪水警報及び土砂災害警戒情報も発せられており、佐伯区、安佐南区、安佐北区の災害警戒本部は緊張が増していました。
特に未明からの雨脚は想像を絶する降り方で時間雨量最大で120ミリ、明け方でも80ミリではなすすべもありませんでした。
残念ながら市職員の死亡も伝えられるなど現時点で安佐南区、安佐北区を中心に死者18名、行方不明13名という状況です。今後の情報収集によれば人的被害がさらに拡大する恐れもあります。
初当選直後に発生した平成11年の6.29災害をも上回る大惨事になりました。
広島市は、懸命な情報収集に努めていますが、激甚災害の指定請求をはじめ迅速な災害復旧に向けた臨時会などの対応が必要です。
亡くなられた方々と被害に遭われた皆様に心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。