時間の経過とともに人的被害が拡大しています。
午後11時の時点で死亡39人、行方不明43人となり悲しい結果が増幅しています。
未だ停電、断水状態のところがあり不自由さが余計な苛立ちに拍車をかけています。
15年前の6.29災害でも尋常ではない雨の降り方だったと記憶していますが、今回はそれを大幅に上回る時間降雨量です。
今回、西部方面は土砂崩れなど被害が比較的少ないのは、6.29後に実施された「西部山系直轄砂防工事」(国事業)が広範囲にわたって行われた成果ではないかと感じています。
民間事業者も出来る限りの援助を申し出ている企業も存在し、頼もくもあり、ありがたい限りです。
現場で指揮を執る安佐北、安佐南の災害対策本部の皆さんは大変なご苦労の中、市民、避難住民のために最善の努力をしています。心から敬意を表するとともに今後さらなる奮闘を期待します。