捜索が難航する中、死者52名、行方不明28名となりました。
広島市は、行方不明者の中に災害の混乱で元気でいるが連絡が取れなかった人、行方が確認できなかった人が含まれていたこともあり、この時点で今日、行方不明者の名簿を公表しました。
連日、消防、警察、自衛隊が動員され懸命の捜索活動が続いていますが、夏だというのに天候は全く不順で思うように作業がはかどっていないのが現状です。
被災者の皆さんが避難している学校などは新学期の始まる時期ですが、およそ1週間程度の延期を決めました。いずれ体育館の明け渡しは仕方ないのですが、空き教室を活用しているところ、まだ空き教室のままのところは、当面の間、生活再建の目途がつくまでは利用を認める必要があると思います。
学校が始まって子ども達と被災者が一緒になってもいいじゃないですか。子供たちにとっては「頑張ってほしい」という気持ちなど情操的に、被災者にとっては子供たちと一緒にいることで「生きる希望」を持てるのではないでしょうか。
市営住宅の空き部屋を無償で貸し出す措置は取られましたが、これだけでは足らないのではと思うのですが・・・仮設住宅などは時間と財源の問題もあり、即効性が無いと思います。県営アパートの空きはないのかな?
とにかく重機が入って道路が確保されることが先決です。テレビで見ると白い土嚢袋が道路の端、家の前に積まれていかにも綺麗そうに見えますが、見た目は何ともなさそうな家の中は土砂と水とヘドロでいっぱいです。
現場では、ボランティアの方々が土日はたくさん駆けつけてくれましたが、まだまだ、手が足らないというのが皆さんの悲痛な思いです。