広島市北部の大災害から1週間余りが経った昨日(28日)午後1時から議会の全員協議会が開かれました。
事前に各会派の幹事長会議で発言者の時間は概ね30分以内、不要不急の質問は控えるようにとの申し合わせがあったはずですが、いざ始まってみるとそうした質問や発言が控えられることはありませんでした。
非常に残念な結果としか言いようのない苛立ちが心の中に芽生え、僕の席に近い周りの議員からも不満や批判の声が聞こえていました。
特に反省や検証といった類の発言には、無性に腹立たしさを覚えました。
そんな話、今じゃないでしょ!と・・・
災害対策本部の幹部全員が議会対応のために集まって半日拘束されました。本来は行方不明者の捜索、救出に力を注ぎ、指揮を執る立場の幹部を拘束してまで行うほどの発言は、それほど無かったように思います。
全員協議会を開かなかった方が良かったとは言いませんが、行政当局・災害対策本部からの現状報告、今後の方針などを聞き取る形でよかったのではないかと思います。
それを聞いて今後議会の出来ることは何なのかをじっくり考え、しなければならないことを熟慮することのほうが大事だったのではないでしょうか。
昨日の協議会では現場で頑張っている彼らにもっともっと強い激励の言葉がたくさん出ても良かったはずですが、寂しいですね。