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議会改革

12月12日の本会議で藤田議員の行った一般質問で不適切な発言や粗暴な態度は地方自治法や市議会会議規則を逸脱していると思われますが、最終日の明日17日に、そのことについての懲罰特別委員会が設置されようとしています。

開かれた市議会であるならこうした類の事件は、在籍する市議会議員全員が参加して結論を出すことが今の時代背景にもあっているように思います。

なぜかと言えば、こうした案件を一部の代表者(例えば議運メンバー)だけで結論を出すのは、どういう結論が導き出されるかに関わらず重い責任を負うことになると思うからです。

 

また、今の時代においては、このような問題をオープンにし、誰もが議論の経緯を耳で聞き、目で見ることができる状態で会議を進めることが大事だと思うからです。

結果として発言しない人がいたとしても、公正公平な、その機会を与えるという最低限度の状況をつくることが必要だと思うのです。そして、その結論に全員が責任を持つということが大事だと思います。

 

また、藤田議員の今回の発言について、この特別委員会でどのような結果が出るかわかりませんが、議会で、議場で何をやっても、何を言ってもいいんだという前例をつくることは議会として避けることが必要だと思います。

今回のことは、たまたま藤田議員ですが、誰であれ、やってはいけないこと、言ってはいけないことを議会としてきちんとした態度で示すことが必要ではないでしょうか。

声高に「議会改革」を叫んでも、こうした基本的なことが確立されていない議会では市民の信頼を得ることはできないと思います。基本中の基本だと思うのです。

自浄能力のない議会とならないよう、こうした機会をとらえて苦しいけれども皆で乗り越えてこそ本当の議会改革ができるのではないでしょうか。

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