韓国で中東呼吸器症候群(MERS)による感染が確認され、死者や感染者が広がっています。中東帰りの男性(68)が入院した病院で患者や医師らに急拡大したようです。
すでに2人が死亡したようですから要注意です。
インフルエンザのような感染力は強くなさそうですが、韓国は隣国であり相互の往来が多く(年間500万人)警戒感が増しています。
ただ、現時点では院内感染が中心で医療従事者かその家族が多いようです。
MERSは、新型のコロナウィルスと呼ばれる菌が感染するらしいです。
元々はヒトコブラクダが感染源と考えられていますが、2012年にアラビア半島で1000人以上が感染し、400人以上が死亡したらしいです。
咳やくしゃみで人から人へ感染するらしいですから注意です。
コロナウィルスと呼ばれていますが、2003年に流行った新型肺炎(SARS)の仲間らしいです。このときは、日本を除く29カ国で4カ月の間に8000人が感染し、774人が死亡しました。
今回の感染拡大で韓国の初動対応のまずさが指摘され始めています。