なでしこジャパンは今朝、日本時間8時からカナダ・エドモントンでイングランドと決勝進出を懸けて準決勝を戦いました。
前半、33分にPKを得た日本は宮間が素晴らしいシュートで左隅に決めて先制しました。
ところが、同40分、今度は日本ペナルティエリア内の混戦で大儀見が厳しいファールを取られイングランドにPKを決められてしましました。
同点で前半を終え、後半は随分とイングランドに攻め込まれて危ない場面が多くありましたが、全員がディフェンスを固め、パスサッカーで守り得点を許しませんでした。
後半45分の時間を終え、アディショナルタイム3分が知らされ、残り1分となったところで延長戦突入かと思われた時、右サイドから川澄の出した大儀見、岩淵FWへのクロスを相手DFがオウンゴールし2:1.これが決勝点で日本が勝利しました。
思いもよらない時間帯での相手DFによる痛恨の決勝点ですが、これで日本は決勝で米国と優勝をかけて戦うことになりました。
耐えて、耐えて、焦ることを感じさせない「なでしこサッカー」が勝利を導きだしました。
前回のワールドカップ決勝で対戦し、コーナーキックからのボールをゴール前で澤選手の奇跡的、芸術的なシュートで得点し優勝に結びつけた因縁の相手との再現です。
ロンドンオリンピックでは、米国に決勝で敗れ惜しくも準優勝でしたが、その雪辱を果たすとともにW杯チャンピオンの称号は絶対に渡さない意地と意地の戦いになりそうです。
決勝戦は、7月6日午前8時(日本時間)からです。みんなで応援しましょう!
頑張れニッポン! 頑張れ、なでしこジャパン!!