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切り替えて

東京五輪に関しては、新国立競技場やエンブレム問題で暗雲が立ち込めましたが、仕切り直しの態勢が徐々に出来上がりつつ、前進しているように感じます。

国立競技場問題では、本来の設計に加えスポーツ団体の要望だけででよかったものを、広域避難場所としての機能、体力づくりや介護予防などその他の機能を色々と複合させようと考えたところに金額の問題が生じました。

きちんとこれらを説明すれば資材や人件費の高騰だけではないことが分かったはずですが、これを説明すれば別の意味でバッシングがあることを恐れたのでしょうね。

エンブレム問題は、我々には分からないところで素人が勝手な批判をネットで広げたことが拡散し、メディアが面白がってこうした結果になったのでしょう。

我々は、あの比較を見れば「似ているなぁ」と誰もが思うことです。

しかし、デザインの世界では、「あれは模倣でもパクリでもなく問題はない」というのが専門家の意見です。あれをみた専門家で否定的な見解を述べた人はテレビ、新聞報道を見る限り皆無と言えます。

スポンサー企業もそれなりの損害を被る形になっていますが、損害賠償問題が表面化すれば、東京五輪は台無しなりますから、常識的にはこうした心配をよそに淡々と進むと思われます。

今月28日には、東京五輪の全28種目がJOCから大会組織委員会へ提示されますね。野球・ソフトは当確でしょうが、あと一つは何になるのでしょう。

追加種目は、来年のリオ五輪前にIOC総会で正式決定されますが、日本はメダル獲得の可能性が高い種目を申請することになりそうです。

いずれにしても様々な問題を乗り越えてオールジャパンで成功に向け、気持ちを切り替えて進む必要があると思います。

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