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明けて

一夜明けて被害の大きさが改めてはっきりしてきました。

川の水量は減り決壊した場所から流入する様子は無くなりましたが、住宅に溜まった水はまだまだ凄い量の水です。低いほうへどんどん流れています。

自動車は屋根まで浸かり、電柱は倒れたり傾いたままで、あったはずの家は殆どが流されています。

なにか東日本大震災の津波の後を思わせる悲惨な状況が見られます。何故このような」ことが起きるのか天を恨みたくもなるような気持ちです。

行方不明者は昨日より増えて3県で23人と言われています。救助が間に合わず、スーパーや施設の中で一夜を過ごした人たちがたくさんいました。

日本は特にここ数年、全国各地で甚大な自然災害に見舞われています。

「自分のところでなくてよかった」と喜べる心境ではありません。

新たな時代の、新たな気候変動を迎え、新たな備えが必要な時代になってきました。

「コンクリートから人へ」と言って、公共工事が如何にも無駄の象徴だと言った政権は何処のどなたでしたか。今こそ国土強甚化計画を進める時ではないでしょうか。

生きていなければ福祉政策の恩恵はないのですから。行き過ぎた福祉政策は少し見直す必要があるようにも思います。消費税を上げなければならないことの繰り返しになります。

経験したことの無い災害が平気で発生する時代になった今、私たちにできることは自然に逆らわずハード、ソフトを含めた減災を徹底することしかありません。

それと「いにしえ」から伝わる碑文や古文書をきちんと知らせて周知徹底を図り、地域住民に十分な学習をしてもらうことも重要ではないでしょうか。

損か得か、今さえ良ければいいだけを考えていてはいけないということを天は教えているのかもしれません。

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