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困ったねぇ

連休も終わりリフレッシュして仕事に就いた人も多いでしょう。
お天気は今ひとつでしたがそれぞれの連休を楽しまれたのではないかと思います。
そんな連休明けの今日は久しぶりに朝から眩しいくらい日差しが届いています。
しかし残念なニュースが一つあります。
先週の19日午後から広島市民病院で行われた手術で医療事故が発生しました。
45歳の女性が蓄膿症の内視鏡手術を受けたのですが、K医師が誤って視力に影響する筋肉、神経を傷つけてしまったようです。
その後、K医師は、そのことに気付き影響を検査したりCTを撮ったりしましたが、結局、視力は回復せず複眼のまま(焦点が合わず2重に見える)病室に帰ることになりました。
お陰でそれほど時間がかかるはずもない手術が終わって部屋に帰ったのは5時過ぎになりました。当初、午後2時15分からの手術予定が当日のお昼頃になって突然、12時半に繰り上げられたそうです。
K医師は、病室に戻ると複眼の症状を訴える患者に対し、謝罪するどころか「いい方向で、いい方向で・・・」というばかりで何ら処置をすることなく一夜が過ぎました。
翌朝になって、市民病院には医師の技量も医療機器も無いのか、今度は突然、大阪の回生病院へ昼過ぎの新幹線で移送されることになりました。
この状況を一晩放っておいたことが視力の回復に影響を与えたり、後遺症という形になったらどうするのかと素人ながらに心配します。
こうした状況で、K医師(副部長)は、上司である部長医師や外科の主任部長(副院長)などへの報告はどのようになされたのでしょうか。
いずれにしても手術後5日経過した今日になっても、その状況は公表されていませんがいったいどのように対処するつもりなのでしょうか?
独立行政法人になって2年目ですが、先日は安佐市民病院の移転建て替え問題が議会の議決を得られたばかりです。市立病院機構にはきちんとした対応、解決が求められます。
このことは、広島市民病院の信頼および考え方や体質が市民に問われる重要な問題です。
方向性を間違えれば今後の経営に大きな影響を与える危険があり、その岐路に立っていると言わなければなりません。
この事実を公表するにあたり随分と悩みましたが、118万市民の命を預かり信頼に応えうる立派な病院であって欲しいと願い、敢えて発信した気持ちを察してほしいと願っています。

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