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自民党は立党60年の記念式典を開きました。
1955年の自由党と民主党の保守合同による新党は60年の長きにわたり、その期間のほとんどで政権を担当してきました。
戦後の混乱で少数政党が乱立し、離合集散を繰り返したのち徐々に保守系がまとまり始めたころに経済界の強い要望で2党が合併し歴史的な旗揚げとなりました。
式典にはラグビーの五郎丸 歩選手が来賓として招かれスピーチするなど安倍首相も五郎丸選手のルーティンである集中ポーズで「来年の参院選挙を勝ち抜き、次の60年に向かって力強い一歩を踏む出そう」と呼びかけました。
主催者発表によると会場には3000人が詰めかけ盛況ぶりを醸していました。
現在の内閣支持率は、48.3%で前回調査の平和安全法制制定後よりも格段に伸びています。政党支持率は前回並みの36.7%でほぼ横ばいです。ただ、支持政党なしは35.9%で依然として高い水準を保っています。
臨時国会が見送られこれからはおそらく1月4日召集される通常国会でテロ対策や軽減税率を含む税制改正が焦点になってくると思います。
自民党は、責任政党、国民政党としてこれからさらに日本のかじ取りを間違いなく行っていく必要があります。
下野したころを思い出して2度とそうしたことのないよう肝に銘じるべきです。