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聞きなれない用語が出てきました。
日銀は、今日の金融政策決定会合で日本の金融市場で初めてマイナス金利導入を決めました。
単純に言ってお金を預ければ利息が付くのではなく支払金利(手数料)が発生するというものです。「銀行の皆さんは日銀へ預けるのではなく、市場へ融資をしてください」と言う意味です。
銀行の銀行と言われる日本銀行の当座預金には現在、市中銀行が預けているお金が235兆円あるそうです。
金融緩和をやったり様々な政策を打って補正予算を成立させても市中銀行から民間へ設備投資などを含め様々な形で融資が実行されていない現状が明らかになっています。
中国経済の減速、原油の安値が進み、日本市場はこの1週間、株価下落、円高基調へと進み、果ては甘利経済再生担当大臣の辞任でアベノミクスの先行きに不安が懸念され始めることをいち早く行動に移した結果とということでしょう。
未知の世界へ進んだ日本ですが、デフレからの脱却はアベノミクスの完遂と言う甘利 明前大臣は、日本経済の復活がなければ死んでも死にきれないでしょうね。