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サッカースタジアムの方向性が見えてきました。
広島県は湯崎英彦知事が記者会見し、「みなと公園」の優位性が強まっているとの見解を述べました。
広島市の検討協議会で出された旧市民球場跡地とみなと公園が最終候補地として結論が出されていました。
その後設置された県・市・商工会議所の作業部会で本格的な検討がなされ交通輸送、道路・交差点改良、信号機調整などの対応により「交通問題で一定のめどは立った」との認識が示されました。
私は、かねてから『サッカー場建設は広島県が主導的な立場で進めるべき』という基本的な考え方があり、その姿勢をハッキリと頭出しし世間に示したと言えるでしょう。そういう意味では大賛成であり歓迎したいと思います。
一部で港湾・物流業者の反発があるようですが、細かい点はまだまだこれからであり実現のためにはオール広島の態勢をとることが重要です。
また、サンフレッチェ広島が3月に旧市民球場跡地での建設という独自案を発表するようですが多くの人が困惑しています。
かつてのような中央商店街振興組合や市民の声が「野球場建設は現在地建て替え」を主張していたころとは大きく様変わりしているように思います。
中心部にとっての人たちは今では「無いよりはいい」という程度だと思いますが、一部の市議がこうしたことにこだわり続けているためこのような行動になるのでしょうが、これではいつまでたってもサッカースタジアムが実現することはないでしょう。
市議たちの欲得が反映されたこだわりは実現のための前進と言う意味では大きな疎外感があります。
誰のために何年もこうした議論をやっているのかよく考える必要がありそうです。
こんなことをやっているようでは早期実現の邪魔をしているに過ぎず本末転倒とはまさにこのことを言うのだと思います。