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歴史的

昨日は、米国・オバマ大統領の広島訪問が実現し歴史的な一日となりました。
当初、5分間程度とされたスピーチは17分にもおよび随所に配慮された表現ではあったが「なぜ、広島に来たのか」という自らの言葉を多くの人に考えてもらいたいと思ったはずだと確信しています。
そこにすべてのメッセージが込められていると理解したいと思います。
スピーチはプラハ演説を超えるものではなかったけど広島の地で核廃絶の勇気を持とうと語りました。
そして核兵器使用という以前に戦争をしてはいけないというメッセージは共感を呼んだと思います。
びっくりするような演説ではなったけれど、献花した際には5秒間の黙祷を捧げ、終了後には被爆者団体の方たちに歩み寄って言葉を交わし、笑顔あり、涙ありの素晴らしい一コマを見ることができました。その右手はお互いがしっかりと握りしめていました。
演説の内容よりも献花よりも資料館の見学よりもすべてを凌駕する人間らしい振る舞いだったと思います。生涯忘れることの出来ないとても印象的なシーンでした。
今回のことは、新しい時代の広島が訪れるきっかけになるかもしれません。
長崎が「祈りの平和」であるのに対し、広島は「恨みの平和」と長らく表現されて来ました。71年前、原子爆弾によって戦争は終わったけれど恩讐を超えて今日の日を迎えることができたことは歴史的というほか表現のしようがないと思います。
2016年5月27日午後5時半、オバマ大統領は確かに広島平和公園にその足で立ったことは紛れもない事実であります。
立場はあれど、様々な制約がある中でこの場面が一番人間らしいシチュエーションだったのではないかと感じました。

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