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米大統領選が終わってD・トランプ氏が当選し、次期大統領に内定しましたが、米国内で反発デモが発生しています。
特にニューヨークではトランプタワーの前に集結したクリントン派が気勢を上げていました。
これが民主主義の国かと目を疑う光景が映し出されていましたが、これはいただけないのではないでしょうか。
オバマ大統領と次期大統領は政権移行に向けた会談を行い、安倍首相も早速電話で祝意を伝え、ペルーで開催予定のAPECに先立ち政府専用機の給油のためニューヨークへ寄ってトランプ氏と接触する予定です。電話会談では、「近いうちに会いたい。17日にニューヨークへ寄れる」と安倍首相が伝えると、トランプ氏は「いろいろアドバイスしてほしい。食事でもしよう」と応じ、二人が初めて会うことが実現しそうです。
民主党から共和党へ政権が移行する上では、政策が大きく異なることが予想されており、米国内の混乱が続くようでは政権運営に支障をきたすことになりますが、政治経験豊かなブレーンをホワイトハウスに呼ぶことによって補完するようです。
8年ぶりの共和党政権が誕生し、議会選でも上下両院で過半数を押さえたトランプ氏の指導力を見てから評価してもいいのではないでしょうか。
世界各国でも驚きの気持ちが大きいようですが、現実を受け入れて今後の信頼関係構築を模索するような感じです。しかし、オランド大統領だけは、ちょっと各国首脳とは違うようですね。