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混迷を極めているサッカー場問題で、県・市・商工会議所のサッカー場建設検討委員会の作業部会は報告書をまとめ、サンフレッチェ広島に渡しました。
3月3日にはサンフレッチェ広島の久保允孝会長が、検討委員会の「みなと公園有利説」に反発して独自建設案を発表していました。
この発表以降、サンフレッチェと検討委員会との関係は混迷を深め大きな亀裂が生じていました。
事態の推移に大きな関心と注意を持っている市民への説明も含め作業部会で検討してきた内容を発表した格好です。県・市のホームページでも公表しています。
しかし、サンフレッチェは旧市民球場跡地への建設に拘っているようで更なる難航が予想されます。
作業部会は、建設にあたってどちらに建設するにせよ事業主体に関して、「自治体の関与は避けられない」との考えを示し、PFI方式で民間に一括発注してSPC(特定目的会社)が施設整備する案を計画しているようです。
一方、サンフレッチェ広島側は久保会長が5月13日に記者会見を開いて3月に発表した内容の詳細を説明する予定になっているようです。
しかし、どうでしょうね。こんなことをやっていても両者の溝は埋まらないし、サンフレッチェ広島側の唯我独尊では実現しないと思いますがね。皆さんどう思われますか。
両者は、一堂に会して公開討論会を開き3案について透明性ある検討を詰める場が必要ではないでしょうか。