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2015年ノーベル賞の発表が始まりました。
5日は、北里大特別栄誉教授の大村 智氏(80)に医学生理学賞を授与されることが決まりました。
アフリカを中心に寄生虫が引き起こす熱帯感染症に大きな治療効果がある特効薬開発に貢献したことが認められ、特に失明に至る病気をほぼ壊滅するところまで進んでいます。
日本人の医学生理学賞は、利根川 進米マサチューセッツ工科大教授、山中伸弥京都大教授に次ぐ3人目です。
教授は、定時制高校の教師を務めていましたが、油で真っ黒になった手で教室に飛び込んできた生徒を見て「もっと勉強しなければいけない」と感じ、研究の道へ進んだそうです。
お父さんからは人のためになることをしなさいと子供のころから言われていたそうです。
続いて6日は東京大宇宙研究所所長の梶田隆章(56)には物理学賞が贈られることが決まりました。
ニュートリノは、宇宙に存在する最も基本的な粒子の一つだそうですが、その質量は無いとされていましたが、「質量がある」ことを発見しました。
梶田氏は、02年に物理学賞を受賞した小柴昌俊東京大特別栄誉教授の教え子だそうですね。同じ研究チームからの受賞は日本で初めてだそうです。
物理学は1949年の湯川秀樹博士以来、11人目で、日本全体でノーベル賞を受賞した24人のうち半分近くを占め、日本の得意分野、お家芸とまで言われています。
こうしてみると改めて日本という国には凄い人材が存在しているなと驚かされます。
国民の一人として僕も心からお祝い申し上げたいし、こうした人たちを誇りに思える幸せを感じています。
これから化学賞や文学賞などまだまだ発表がありますけど、つい期待してしまいますね。

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