今日のテレビ番組「池上彰ニュース そうだったのか!?」で『実はみんな知らない日本』をテーマに放送されました。
東京府と東京市が一つになってできた東京都誕生や都道府県誕生の歴史と米国の州との違いなどが池上彰氏の軽妙な語り口で説明が進みました。
後半には、国旗・国歌では日の丸、君が代のルーツについて話し、靖国神社にまつわるエピソードについても踏み込んだ感じのトークだったと思います。
終盤には領土問題を取り上げ、竹島、北方領土についても我が国の領土であるのに何故韓国やロシアに実効支配されているのかと疑問を投げかけ視聴者に考えさせる内容となっていました。
こうした内容の番組をテレビ朝日系列(広島はホームテレビ)で全国放送するなんてちょっと考えられなくないですか?
昨年、朝日新聞と契約していた池上彰氏のコラムが問題になり、朝日新聞社の体質、イデオロギー、経営方針などを社会に大きくさらけ出す結果となったことがありました。これは後に朝日新聞社社長の引責辞任に発展したことがありました。
この番組は、これまでも池上氏をMCとする高視聴率の番組として存在していました。
今回、池上彰氏にこのテーマの放送を許した背景には先の問題払拭、局イメージの向上を狙ったものではないかと勘繰ります。
もちろん池上氏からこの案件に対する放送への要望があったのかもしれません。どちらからのアプローチかは別にして、テレビ朝日が偏向ではなくこのテーマを扱ったところに何か少しの変化を感じます。それとも単なる配慮ですか~!?
番組はとても興味深く面白かったのでご飯を食べるのも忘れて引き込まれ、あっという間の2時間でした。
9時という遅めの晩御飯になりましたが、何故か腹は立ちませんでしたね。